実際の製造現場で使用できる様々なセンサや計測制御機器から、データ収集するNode-REDアプリケーションの作成方法を学びます。
EnOcean無線センサのアプリケーション
省電力の無線通信により、様々なデータ収集を行うことが可能な、EnOceanセンサのゲートウエイ機能のアプリケーションを作成します。EnOceanセンサからの通信を受信し、データを取り出してグラフ表示したり、ia-cloudサービスへ格納することができます。この講座では、以下のEnOceanセンサを扱います。ラズベリーパイ等のゲートウエイ機器には、EnOcean通信の受信モジュールかUSBドングルが装着されている必要があります。
URD製EnOcean電流センサのアプリケーション
EnOceanセンサの中で、無電源で交流電流の計測が可能な、株式会社URD製の電流センサ、xxxxシリーズを使ったアプリケーションの作成を学びます。
産業用PLCデータからのデータ収集アプリケーション
製造現場や各種の製造設備で利用され、様々な生産関連データを保持する産業用PLCからイーサネットやシリアル通信を利用して、データ収集を行うアプリケーションの作成を学びます。現在、ia-cloudで用意している産業用PLCを接続するノードは、三菱シーケンサ ・Modbus通信対応PLCとなります。いずれも、それぞれのPLCについての基礎知識と環境設定やラダープログラムの作成に関する知見が必要です。
オムロン温度調節計のアプリケーション
オムロン社のモドバス通信方式に対応した[オムロン温度調節計 ]ノードと[オムロン温度調節計A&E]ノードを使用した、エッジアプリの作成を学びます。
シュナイダー社のPLC、モディコンの通信方式であるモドバス通信は、上位機器への標準的な通信手段として仕様も公開されており、シュナイダー社以外の様々な計測制御機器にも採用されています。多くのメーカの温度調節計もモドバス通信方式に対応しています。ここでは、ia-cloud・Node-RED関連ノードとして公開されているオムロン製温度調節計ノードを使用して、エッジアプリケーションを作成してみましょう。
シュナイダーHMIによる制御機器からのデータ収集アプリケーション
ほぼあらゆる計測制御機器との通信ドライバーを備え、それらの機器からのデータを表示したり、上位の通信とのインターフェース機能を有する、株式会社シュナイダージャパンの産業用タッチパネル表示器を介して、データ集収集を行うアプリケーションを作成します。
因幡電機シグナルウォッチャーノード
因幡電機産業のEnOcean無線通信に対応した[シグナルウォッチャー ]ノードと[シグナルウォッチャーA&E]ノードを使用した、エッジアプリの作成を学びます。
920MHz帯の無線通信方式であるEnOcean通信は、省電力のセンサ向け通信方式として多くのメーカの様々なセンサに採用されています。ここでは、製造現場でよく使われる三色灯(タワーライト)の状態検出センサである因幡電機産業のシグナルウォッチャーを使ったエッジアプリケーションを作成してみましょう。